自称趣味音楽鑑賞は今…
いやぁ、ちょっと思ったんだけど…
俺みたいなアラフォーのおっさんが高校くらいの頃って、
多分にクラスに自称趣味音楽鑑賞っていう奴は大勢いたと思うんだよね。
まぁ、高校生だから限界あるけど、
それこそレコードを沢山持っている、聴いている奴から、
数本のカセットだけの奴までっていう、かなりの幅はあったと思うけど…
というのも、その頃って、所謂流行りの音楽っていうのは、
流行りのファッションであったり、流行りのギャグであったり、
流行りのドラマであったり、人気のタレントであったりっていう、
そういう普通の高校生にとって必要不可欠、無視出来ないものだったから、
だから、物的精神的にかなりの幅はあったけど、
興味のない人はいないんじゃないかっていうくらい自称音楽が好きっていう人多かったと思うんだよね。
で、そんな雰囲気は、俺が働き出してからも、
例えばMDに借りたシングルCDから曲を、カラオケ用なのか?聴くためなのかわからないけど、
沢山録音して楽しんでいたりする若者は多かったから、まだ続いていたんだろうね。
でも、そんな感じの、まるで若い頃限定の興味みたいなものだったから、
俺と同年代の現おっさん、おばさんで、若い頃みたいに、現在も音楽に夢中な人って、その頃と比べると随分少ないよね?
まぁ、そのくらいの、若い頃のみの興味だったから、しゃあないと思うけど…
そんなこと考えると、今はそういうあの頃の若者に欠かせなかった音楽が、
今の若者にはそれ以上に必要な…例えばスマホでネット?ゲーム?よくわからないけど、
そういうものに変わった感じ、そういうものに入れ替わった感じだから、
それにかかる費用や時間の分、音楽を聴いたりCDを買ったりしなくなったんじゃないか?
なんて思ってね…
まぁ、それは若者のせいじゃなく、我が国の場合、音楽文化っていうより音楽ブームって感じの音楽文化?だから、
そういう上記したスマホとかの強力な流行りのアイテムが出てくると、あっさりと持っていかれる、
そんな感じなんだろうね…だからその分CDとか売れないし、最近じゃ俺の忌み嫌うカラオケなんぞも客が減っているみたいで…じゃあ、どうすればいいのか?なんて言われてもあれだけどさ…
まぁ、だからって俺は無責任だから?愕然としてる訳じゃなくて、
そういう今も昔も流行りだけに飛びついてる奴らがいなくなって、
俺みたいなロックン・ロール野郎は「すっきりしていいね♪」
なんて思ったりもしてるんだけど、どうかな? そうも言ってらんないかな?
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by hedoron | 2014-10-19 22:13 | レコード話・音楽話 | Comments(6)
今の若い子たちはオジサン世代と違ってパッケージに対する思い入れがまず有りませんから、音楽への接し方がもっとカジュアルというかアクセサリー的なんだと思います。
しばらく前のことですが、息子の彼女が私の車にあったブラジル女性歌手が気に入ったとのことで、その手のボサノヴァやらジャズ・サンバのCDを出してあげると、嬉々として自分のPCにリッピングしていました(笑)。
音楽の聴き方は人それぞれ、これはこれで良いんじゃないでしょうかね。
一応、音楽文化ってやつは日本にもあると思ってはいます。
ただ昨今、まずい状況にあることは確か。
音楽の聴き手が少なくなれば、
作り手も少なくなり、
結果、我々の好きな新しい音楽を生み出してくれるミュージシャンも減っていくことになるわけで・・・
モテる手段としての音楽がもっと機能してくれないと!
いやぁ、以前記事にしましたけど、CDがなくなり配信オンリーになったらなんて話ですけど、
レコからCDにあっさりと切り替わった昔みたいになんでこの売れてないCDがまだなくならないのか?
なんて思っていたら、どうやら我が国じゃ配信も売れてないみたいで…ということは、音楽自体全体が売れてないんじゃないかと…
じゃあ、音楽じゃなくなんなのか?って考えると、今じゃプロ野球の球団名にもなっている携帯やゲームじゃないかと…もちろんそれだけじゃないでしょうけど…
そう考えるとすでに熱心な音楽リスナーはかなりの少数派なんじゃないかと…う〜ん、切ないっすね…
いやぁ、パッケージに対する思い入れがないのはCDから入ったからでしょうね、俺もその世代だったきっとそうでしょうし♪
カジュアル的に聴くっていうのは我が世代も流行りの音楽だけレンタルかレコ買って即録音してウォークマン…なんていう人も多分にそうだったんじゃないかと…
でもそういう人は記しましたようにおっさんおばさんになった現在も音楽を当時のように楽しんでいるリスナーかといえば多分に…
思うに趣味っていうのはカジュアル的みたいなファッショナブルな感じよりも、もっと面倒で厄介…特に他者からみたらそう思うようなものだと思いますし、そういう趣味だからよりハマると思うんですよね。
まぁ、もちろん聴き方は人それぞれですし、若い世代の聴き方を全否定している訳でもないんですけどね。
いやぁ、作り手の問題も重要っすね♪
誰かが言ってましたけど、テレビに出ている人から志望者まで腐るほどいる芸人さん、芸人さんを志す若者。
その数の何パーセント分、音楽で成功を志す若者がいなくなっているとか…まぁ、大げさな部分もあるかも知れない話ですけど、それでも現状は音楽で夢を見るより芸人を志す若者の方が絶対的に多いと思いますよね。
バンドブームの頃は真逆だったんでしょうけど…今やナルシスティックに音楽演じる?より、面白いこという方がモテそう…いや、モテるでしょうし…うふ♪