その口調って…
いやぁ、ちょっと前に日テレの朝の帯番組を見ていた…
っていうか、その番組が付いていたんだけど、
その時にあるJ-POP的なバンドが出ていてね。
なんでもそのバンドが結成だかなんだか20周年だったみたいで…
俺でもどこかで耳にしたことあるようなヒット曲もある、
ギターメインの、まぁ一般的にはロック的な音を奏でていると思しき、
そんなバンドがインタビューされていて、
その中で、あるバンドメンバー口にした発言を聴いて、
なんとも途轍もない衝撃を受けてね…思わずテレビを二度見したっていう♪
いや、悪い意味での衝撃なんだけど…
それはこんな発言でね…
「ぼくたちがフェスに出させていただいた時云々…」
…
まぢか?
まじなのか?
なんなの?その発言は。
「出させて?」
「いただいた?」
文字だけだと伝わりにくいかもしれないけど、まるでサラリーマンが仕事で話すような?
まるで下っ端が目上の人に話すような?そんな丁寧極まりない口調で…
信じられなかった。
まぁ、別に俺だってロックン・ローラー、ミュージシャン、アーティストは、
「俺達がぁ、フェスにぃ、出た時なんだけどぉ…ヨロシク!ロックン・ロール♪」なんて、
そんなような、そんなイメージの口調で話せよ、なんて言わないよ。
でもねぇ…なんか違うと思うんだよね…
もちろんテレビに出ること自体は、バンドにとってのいいプロモーションだと思うから、
そこで視聴者に変なイメージ、印象を与えちゃいけない、なんて思ったのかもしれないけど…
それでもねぇ…別に視聴者のご機嫌を重視するタレントとかじゃないだろうし、
最低限の口調でいいと思うんだけど…ひょっとしてそういう風に話さないと20年も生き抜けない世界なの?
もしくはロック・バンドじゃなくて、J-POPのバンドだからとか?
まぁ、別に俺はそのバンドを好きでもないし、興味もないからどうでもいいけど…
っていうか、この件で、もう今後興味を抱くことすらないと思うけど…
こんなことを言うと、そんなこと別にいいだろ?丁寧のなにが悪い?それに要は音楽だろ?
なんてことをしたり顔で宣われる方がいらっしゃるかもしれない。
でも、俺的にはやっぱり違ってね…
だって、そんなんだったら、例えば極端な例だけど、どんな人物でもいいんだったら、
こんなものでもいい音楽だったらいいっていうの?
やっぱり俺達が愛したロック、ロックン・ロール、ポップ・ミュージックは、
才能溢れるミュージシャン、愛すべきアーティスト、
そのくせ一般人には理解不能な部分多々ある強烈なカリスマ性を持つロックン・ローラー達などが作り上げたもので、
テレビの視聴者、もしくはインタビュアーに、必要以上に、
そう、こんな変な印象を俺に与える位に、丁寧過ぎる口調で話すのって、どうなんだろ?なんか違うような…
例えばさ、昔テレビの歌番組にザ・モッズが出た時、出番寸前にしょうもないことを司会者から聞かれた森山氏はクールになめた一言を司会者に発して演奏を始めたり、
なにかに書いてあったけど、ザ・ルースターズの大江氏はNHKの歌番組でリハーサルと全然違うことを本番に言って現場を凍り付かせただとか、
さらには誰か忘れたけど、歌番組で後ろのひな壇で終始おにぎりを食べていただとか…♪
まぁ、おにぎりは極端かもしれないけど、やっぱそんなんじゃないの?それがまるで米つきバッタよろしく…
と、そんな風に、そういうものに憧れ、そういうものになりたかった俺は感じたんだよね。
と同時に、この受けた衝撃って年末からいろんなレジェンド的なアーティストが亡くなられた、
それに近いような衝撃を、それに重なったような衝撃に個人的には感じて…それはきっと昔からよく言われてる、
「ロックは死んだ」
そんな風にも感じたからじゃないのかと思って…
もしかして、こんな口調で話すのがもはや当たり前で、俺みたいな思いのリスナーがもはや極々少数だったとしたら…
そんな風にも思った、あるバンドの、ある番組での1シーンなのでした…♪
ってことで、この頭のおかしいロックン・ロール・クソバカおっさんのこんな戯言、
同意される方がおられたら幸い…いなかったら…
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by hedoron | 2016-03-24 22:11 | レコード話・音楽話 | Comments(0)